協働型PBL授業「データサイエンスによるソーシャルイノベーション実践演習」がスタートしました

公開日 2026年04月16日

 2026年4月15日、島根大学松江キャンパスにて、「データサイエンスによるソーシャルイノベーション実践演習」の第2回授業が開催されました。

 本授業は、島根県内の企業が抱える実際の課題を題材に、学生がデータサイエンスの知識を活用して課題の本質を見抜き、解決策を提案するPBL(Project-Based Learning、課題解決)型授業となっており、今年度から開講しました。学生に加え、キャリアアップの一環として本学職員も聴講生として参加しており、立場を超えて共に学ぶ全国的にも珍しい「協働型PBL」としてスタートしました。

 深層学習や生成AIの進展により、データサイエンスの重要性はかつてないほど高まっている一方で、多くの企業では、データ活用が思うように進んでいない現状があります。その要因のひとつとして、解決すべき課題を適切に抽出し、言語化する、問題定義力の不足が挙げられます。 本授業では、データサイエンスの基礎知識を活用しながら、課題の本質を見極め、解決につなげる思考力と実践力の育成を目指します。

 第2回の授業では、協力企業6社の社長と社員が参加し、各企業による企業概要の説明後、学生6グループと企業が順番にペアとなり、各企業が抱える課題や困りごとについて対話を行いながら、今後の課題解決プロセスおよびグループワークに向けた理解を深めました。(参加協力企業:株式会社みしまや、カンドーファーム株式会社、社会福祉法人豊心会、渡部印刷株式会社、株式会社なかたか、株式会社高橋産業)
 各グループには社会人ファシリテーターや学生ファシリテーターが配置され、進行をサポートしながら、終始和気あいあいとした雰囲気の中で意見交換が行われました。

 今後は、課題の抽出や業務フローの可視化を経て、業務改善、業務自動化等、データサイエンスの知識を活用した具体的な課題解決案の作成に取り組みます。本授業の最後には完成した課題解決案を企業にプレゼンし、8月7日に発表会を行う予定です。

 本学では、本授業を通じて、地域企業・学生・大学職員が協働する新しい学修モデルの構築を進めるとともに、地域に根ざした人材育成とソーシャルイノベーションの創出に貢献していきます。

 

           
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